2026/09/12
鳥取県立図書館、半世紀の仕事
埼玉在住の妻は、1週間分の新聞を隅々まで読み、私が関心を持ちそうな記事を教えてくれる。9月6日の『朝日新聞』に「鳥取県民、図書館といい関係」の見出しがあった。
記事によれば、鳥取県は人口あたりの蔵書数が全国2位、貸出数が5位、レファレンス(調べもの相談)件数が3位と、主要3指標のすべてで全国上位に位置しているという。
単に本を貸し出すだけでなく、医療やビジネス支援といった住民の具体的な課題解決に寄り添う「知の地域づくり」を半世紀にわたって地道に続けてきた結果だ。
この記事のなかには、2004年に改革の舵を切った当時の片山善博知事と、齋藤明彦館長の名前が挙げられていた。彼らが植えた種が、いま大きな実を結んでいる。
人の役に立つ本当の仕事とは、まさにこのように、その役を去った後にこそ真に評価される仕事のことなのだろう。深く感銘を受けた。
