2026/09/17
温泉で走るクルマ
道の駅「西いなば気楽里」にぽつんと立つEV急速充電器。今は利用者を滅多に見ないが、近い将来、ここに長い列ができるかもしれない。
ガソリン180円台が続けば、一、二年で電気への乗り換えが加速するからだ。この波を最も有利に活かせるのが鳥取市だ。
鍵は電気代の安さだ。ガソリンの半額で走れる電気を足元に眠る温泉で作る。観光客減に悩む温泉街の湯を生かした「温泉熱発電(バイナリー発電)」である。
地域で生んだ安くてクリーンな電気を直接EVへ送れば、環境負荷を抑える地産地消が実現する。停電時も蓄電池と組めば避難所を守れる。
これまで地域の外へ流出していたガソリンを買う富を、湯で生む電気に変える。気楽里の一台を、鳥取市の百台にすべきだと思う。
