2026/05/10
農業は地元密着
鳥取市は今、田植えのシーズン真っ只中です。最近は大規模な米作りをやるベンチャー企業をマスコミが取り上げ、政治家も衰退する日本農業の救世主のようにもてはやします。
国や地方自治体は「農業基盤整備」が解決手段と信じているようで、すぐに農業の企業化や大規模化を推進しようとします。
しかし、農業は古くから地元に根付いた産業です。地元コミュニティとの良好な関係無くして、農業基盤整備も絵に描いた餅です。
具体的には、農業は水路の掃除や草刈りなど、地域全員での「共同作業」が前提です。企業が効率を優先してこれらを疎かにすると、周辺住民とのトラブルに発展します。また、代々土地を守ってきた農家と、ビジネスとして利益を追う企業では、土地に対する価値観が合わず、農地の集約が進まないことがあります。
米は美味しく安全に食べられるものであることが第一。そのために米作りを通して長年培ってきた農家の知恵と経験があります。スマート農業大賛成です。その前に地元農家に信頼され、信用されることがはじめの一歩です。
