2026/05/17
浮動票のない選挙
投票所でもらえる「投票済証明書」を店舗で提示すると、買い物の割引が受けられたりする民間主導の「選挙割」のキャンペーンがあります。投票率を上げるための苦肉の策です。
3月の市長と市議会議員補欠選挙の投票率は、36.27%で、有権者の3人に1人程度しか投票に行かない状況でした。一般的に投票率が低い選挙では、強固な「組織票」や「固定票」を持つ候補者や政党が有利になります。
「鳥取市は変わることができない」と嘆く有権者の声を選挙期間中多く聞きましたが、行動が伴わなければ変わりません。
かつては、近所の付き合いや地域の有力者からの「お願い」といった人間関係(地縁)が、浮動票層を投票所に引っ張っていく役割を果たしていました。人口減少によるコミュニティの弱体化で地域のつながりが薄れています。
「周りが行くから行く」という同調圧力がなくなったことで、元々政治への関心が薄い浮動票層がそのまま「棄権」に流れ込んでいます。
2月執行の衆議院議員総選挙都道府県別の投票率で、鳥取県は全国最低という不名誉な結果でした。
やはり期日前投票所があるイオンで、投票後はお買い物ですか。
