中村ゆきと未来とっとりプロジェクト 代表

応援する メニュー

2026/06/27

いなば「会館」

いなば「会館」

中国人が世界各地に「中華街」をつくる原動力は、血縁や地縁で結ばれた強力なネットワークと、助け合いの組織「会館」にある。

異国で一人が成功すると同郷の仲間を呼び寄せ、全員で商売を支え合う仕組みが世界中に中華街を生み出した。

日本最大の横浜中華街も、幾度もの歴史的危機を乗り越える中で、単なる商業地を超えた「強固な自治力」と「日本社会との信頼関係」という独自の力を獲得してきた。

この、民間主導で新たな街を創り出す中国人の「会館」の仕組みにこそ、鳥取市再生のヒントがある。

彼らのように、金融機関や行政の補助金に過度に頼ることなく、独自の互助ネットワークで資金や人材を融通し合う仕組みが必要ではないか。

折りしも最近は、急激な経済不安や紙幣への不信から、中国が国と国民を挙げて「金」を爆買いし、世界的な金価格の高騰を牽引している時代である。

変動する株価や不確実な紙幣に踊らされる現代だからこそ、補助金に依存しない自立したコミュニティの力、すなわち鳥取版の「いなば会館」による強固な自治と信頼の街づくりが求められている。