中村ゆきとが毎日1本のペースで綴る、
鳥取市政・地域テーマの短編コラム。
2026/06/01
気高町の4小学校を統合する「気高地域新設統合小学校」の計画が進んでいます。小学校が一つになれば中学も統合され、地域から子どもが消えていきます。平成の大合併から22年、市中心部に機能が集中し、周辺部の衰…
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2026/06/02
6月1日、老骨にムチ打って市立体育館のジム通いを始めました。利用料金は月2,000円、1日2時間利用可。安いけれど、体には重い代償です。初心者の私に、専属トレーナーがつきっきりで指導してくれました。数…
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2026/06/03
地方自治体と住民をつなぐ最初の言葉は「住所」です。初対面の挨拶は「ご出身は?」「お住まいは?」から始まり、観光地や特産物、有名人の話へと弾みます。私の出身地は鳥取市気高町宝木。この住所が大変気に入って…
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2026/06/04
高校1年の放課後、「文藝春秋講演会」目当てに市民会館へ足を運んだ。講師は『ムツゴロウの博物誌』で人気の畑正憲先生。終演後、出待ちで手に入れたサイン本一冊が、まだ何者でもなかった高校生の進路を、少しだけ…
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2026/06/05
東京・新宿に「文壇バー」と呼ばれる飲み屋があります。出版業界の衰退とともにその数はかなり減ってしまいましたが、かつては作家や編集者、デザイナー、ライターなど、業界関係者が夜な夜な集う交流の場でした。店…
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2026/06/06
学校法人小林学園の鳥取社会福祉専門学校へ行ってきました。同校があるのは、私の母校である気高中学校と同じ龍見台です。東京で医療法人の理事長を務める高校の同級生から、「介護福祉士が不足しているため、故郷の…
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2026/06/07
首都圏のニュースが鳥取に届くまで、どれくらいかかるだろうか。物流の物理的遅れは数日。だが消費者の需要が火を噴くまで、生産コストが小売価格に転嫁されるまで、1〜数か月の“時差”があると言われる。経済のグ…
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2026/06/08
帰省して鳥取市内を車で走ると、鳥取県立布勢総合運動公園の名称が「ヤマタスポーツパーク」になっていた。いわゆるネーミングライツ=施設命名権による愛称だ。とりぎん文化会館も、鳥取県立県民文化会館の命名権を…
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2026/06/09
東京・湯島に贔屓の韓国料理店がある。そこではいつも、オモニがビールと一緒に行者にんにくの醤油漬けを出してくれる。私がこの山菜を初めて知ったのは、帯広の書店主と山菜採りに同行した時だった。数年後、銀座の…
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2026/06/10
家電量販店ヤマダホールディングスとエディオンが、経営統合を検討しているというニュースが流れた。しかし、「安長のあたりに店があったなあ」程度の反応で終わっては残念だ。鳥取市は他県に比べれば企業数こそ多く…
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2026/06/11
鮮魚売場のさばの値札シールに「ノルウェー塩さば酒ノ津仕立て」の表示があった。酒ノ津の塩さばは、鳥取市気高町酒ノ津に伝わる伝統製法で加工される。脂の乗った上質な素材は、一般的な塩さばとは一線を画す深い味…
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2026/06/12
昨日、鳥取市在住の彫刻家・藤原勇輝さんから、韓国「済州島四・三事件」を題材にした映画の上映を聞いた。市内のコミュニティシアター「シネマドア」で『済州島四・三事件 ハラン』が明日12日に封切られる。19…
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2026/06/13
スイカのシーズン真っ只中。子供の頃、玄関にはもらい物のスイカがゴロゴロ転がっていた。国道9号線沿いには屋根だけの直売所がずらりと連なっていたものだ。そんな身近だったスイカも、最近は高級品になった。特に…
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2026/06/14
19年前、日本初の電子図書館「千代田Web図書館」のプロジェクトに参加していた時、私は一冊の本と出会った。恥ずかしながら当時、出版社に勤務していながら、私にとって図書館は単に「本を貸し出す場所」でしか…
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2026/06/15
「鳥取駅周辺再生整備計画」の“再整備”という言葉は、今あるものを「修繕・アップデートする」という堅く現実的な印象を受ける。しかし鳥取市が本当に目指すのは、数年後を見越した「コンパクトなまちづくり」では…
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2026/06/16
先日、市内のコミュニティシネマ「シネマドア」で、リークされたネタニヤフ首相の警察尋問映像を描いたドキュメンタリー映画を観た。感想を一言で言えば、ネタニヤフとトランプは「同じ穴のムジナ」だということだ。…
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2026/06/17
実用書のタイトルは大きく二つに分かれる。一つは「サルでもわかる〜」「1時間でわかる〜」のように、分かりやすさと即効性を打ち出すもの。もう一つは、信頼と信用を武器にするものだ。古くは『接客のこころくばり…
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2026/06/18
6月定例市議会が開催されている。オンラインで観ているが、質問と答弁の台本通りのキャッチボールで淡々と予定時間通り進行する。議員が質問に立ち、市民への市政の周知不足を問うた時の市側の答弁は、「よりわかり…
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2026/06/19
2028年のNHK大河ドラマは『ジョン万』に決定しました。さて、鳥取市とジョン万次郎の関係をご存じでしょうか。実は、長崎ちゃんぽんで知られる「リンガーハット」の創業家である米濱兄弟は、鳥取市の出身です…
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2026/06/20
土地の相続や管理に悩む人は多い。その活用方法や固定資産税、度重なる法改正に頭を悩ませている。その対策として提案したいのが、条件付き賃貸住宅「地域貢献型シェアハウス」の導入である。住宅を格安または無料で…
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2026/06/21
友人の衆議院議員・古川元久氏の座右の銘は、京都・龍安寺の蹲踞(つくばい)に刻まれた「吾唯足知(われただたるをしる)」だ。老子『道徳経』の「知足者富(足るを知る者は富む)」を語源とするこの言葉は、逆境を…
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2026/06/22
またボーナスの時期が来る。金額と同時に日頃の評価を知る機会だ。会社が赤字なら、分配で社員間に不協和音が生まれがちだ。新規投資部門への不満は、黒字部門から出る。自分たちが稼いだ利益が、成果の出ていない新…
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2026/06/23
鳥取市の歴史的建造物大規模プロジェクトといえば、国指定重要文化財「仁風閣」の令和の大修理だ。築100年を超え保存修理中だが、解体せずジャッキアップして構造を直す技術は、建物をそのまま移動させる「曳家(…
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2026/06/24
鳥取市内の国道9号沿いにガソリンスタンドが並ぶ。同時に廃業して朽ち果てたスタンドが気高町だけで2店舗ある。ピーク時の1994年に約100店舗あったものが、現在は半減している。なぜ更地にして再利用しない…
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2026/06/25
都市計画の青写真をいち早く掴むことが、ビジネスの成功につながる。ではどうやって青写真を手にするか。 情報提供メディアに期待したいが、その「速報性」の順位は、1位インターネット、2位ラジオ、3位テレビ…
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2026/06/26
経営コンサルタントに「トヨタは何の会社か」と問われ、「クルマの会社」と答えたが、「ローンの会社でもある」と指摘された。実際、トヨタの金融事業は国内最大級の規模を誇る。ディーラーにとって現金一括購入は最…
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2026/06/27
中国人が世界各地に「中華街」をつくる原動力は、血縁や地縁で結ばれた強力なネットワークと、助け合いの組織「会館」にある。異国で一人が成功すると同郷の仲間を呼び寄せ、全員で商売を支え合う仕組みが世界中に中…
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2026/06/28
世間は「発信すること」を熱望している。SNS全盛の時代でも書籍の自費出版の人気は絶えず、専門の文芸社では年間千〜千五百点もの新刊が発行されているという。しかし、自費出版には費用がかかる。そこで誰もが手…
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2026/06/29
シニアマダムたちのパワーは、人気アイドル「純烈」のファンだけに留まらない。そう実感した出来事がある。毎日新聞社に勤務していた頃、同僚に誘われて社主催の「歌声コンサート」を訪れた。音大卒の30代男性4人…
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2026/06/30
先日、不動産会社と農業法人に、国道9号線沿いにある実家と田んぼを査定してもらった。300坪の敷地に佇む2棟の実家は、解体に数百万円を要するため買い手がつかない。2反の田んぼも無償でなければ引き取り手が…
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