2026/08/02
まちを「元気」にする難しさ
県内各地で夏祭りやイベントが一斉に始まった。私も昨夜は地元の「貝がら節祭り」に参加した。保育園児の踊りから始まり、中学生、企業、団体、そして各まちの踊り連が続く。通行止めにした道路は人で埋め尽くされた。
毎年人口が減る中、実行委員会の皆さんは資金集めから参加の呼びかけ、当日の進行まで本当によくやられていて頭が下がる。そこに集う人の熱量こそが、祭りの力だと感じた。
しかし、会場で缶ビールをご馳走になった方からは「参加者が年々減っている」という本音も伺った。確かに、私が誘った中学の同級生たちも、それぞれ事情があり夜の外出が難しかった。結果として、私は一人での参加になった。
会場はまちの一角。踊りに来る人の多くは車で10分圏内からだ。ここでも地方特有の「移動手段」が壁になる。車のない人や高齢者は誰かの助けがないと参加できず、一方で、車で来たくても駐車場が足りずに諦める人もいる。
数年前までは花火大会も同時開催され、離れた集落からも楽しむことができた。高齢化がさらに進めば、かつて当たり前に開かれていた地域の祭りが、一部の若者や健常者中心のイベントになりかねない。
久しぶりに汗をかき、イカ焼きを頬張りながら、地域を盛り上げる難しさと、それでも祭りが持つコミュニティの力を同時に痛感した。この熱量を絶やさないために、私たちはどう変化していくべきなのだろうか。
