中村ゆきと未来とっとりプロジェクト 代表

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2026/05/08

老いは足からやって来る

老いは足からやって来る

鳥取市に転居し、何がいちばん変わったかといえば、歩かなくなったことです。半年前までは1日1万歩近く歩いていました。現在は1日2000歩くらいでしょうか。

100メートル先のコンビニにもクルマで行くほど、歩く機会が奪われています。

地方の高齢者は、都会の高齢者に比べて歩数が少ない傾向にあることが、厚生労働省の調査などでも明らかです。これは、生活環境が「クルマ社会」に最適化されていることが大きな要因です。

1日の理想的な歩数は、65歳〜74歳で7,000歩以上、75歳以上で5,000歩以上とされています。人間の筋肉の約60〜70%は下半身に集中しており、使わないと驚くべき速さで衰えてきます。

比叡山延暦寺で行われる「千日回峰行」の荒行までは必要ありませんが、日常生活の中で少しずつ「歩く機会」を意識することが健康維持の鍵となります。

家の中でつまずき、転倒し、骨折し、寝たきりになる可能性が高くなります。カーペットのわずかな段差は、実は「一番転びやすい場所」のひとつです。高齢者にとって、転倒による骨折は「要介護状態」に直結する非常に大きなリスクです。