中村ゆきと未来とっとりプロジェクト 代表

応援する メニュー

2026/06/12

東洋のハワイ

東洋のハワイ

昨日、鳥取市在住の彫刻家・藤原勇輝さんから、韓国「済州島四・三事件」を題材にした映画の上映を聞いた。

市内のコミュニティシアター「シネマドア」で『済州島四・三事件 ハラン』が明日12日に封切られる。

1948年に韓国の済州島で起きた「済州島四・三事件」を背景に、国家権力の暴力に翻弄されながらも生き延びようとする母娘の逃避行を描いた作品だ。

この事件を知ったのは20年前、韓国の企業の顧問をしていた時だった。四・三=4月3日が自分の誕生日だったという、たわいもない偶然がきっかけだった。

1948年4月3日、アメリカ軍政下の南朝鮮単独選挙に反対した済州島の左派勢力が武装蜂起したのが発端。その後、政府軍や警察により島民が弾圧され、1954年までに3万人近くが犠牲になったとされ、最近まで韓国現代史のタブーだった。

今は観光地として大人気のチェジュ島(済州島)にある済州国際空港の滑走路の下には、四・三事件の犠牲者の遺骨が大量に埋もれているという。

自国の歴史を知ることはもちろんのこと、日本と近隣諸国との歴史的な関連を知ることは、両国の未来にとって無駄ではない。