中村ゆきと未来とっとりプロジェクト 代表

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2026/09/06

人の評価

人の評価

21年前、書籍『人は見た目が9割』がベストセラーとなり話題となったが、マスコミで働いた経験では、見た目はせいぜい3割だ。「人は見かけによらぬもの」を支持したい。

私は現役のころ、初対面のときは必ず下調べをしたが、決めつけは戒めている。

人には「一貫性の原理」がある。第一印象が良いと「やっぱり良い人だ」という証拠ばかり集める。また、「あの人は優しい」と思い込むと、親切にされた場面ばかりを覚えて、冷たい態度をとったときは「疲れているのだろう」と見過ごしてしまう「確証バイアス」もある。

直接会ったこともない立候補者をポスターやSNSで見極めるのは難しいが、先日、耳を疑うニュースがあった。

詐欺事件で辞職し、その後、有罪判決を受けた元県議が、来春の県議選に再び出馬するという。理由は「過去の罪を償いたい」とのことだ。

だが、これはもはや見た目や言葉の問題ではない。償いとは口先で語るものではなく、被害者への弁済や、政治活動を離れた場所での地道な贖罪活動ではないか。

立候補を口にする前に、まずは見える形の反省から始めるべきだ。