2026/09/29
ウインウインで経費削減
講談社から毎月届く新刊案内は、ニュースリリースでもあり、制作関係者にとっては貴重な情報源だ。私も何度かラジオ番組に作家のゲスト出演を依頼したことがある。その際、出演料や交通費まで出版社が負担してくれた。旬の話題と大物ゲストを無料に近い形で招致できる、双方に旨味のある関係だ。
最近、鳥取のメディアへ同様のバーターの提案をした際、番組側から出演料を要求されて交渉を諦めた。鳥取のメディアは、自らチャンスを狭めている。
実際、4月には松任谷由実さん、9月には落合陽一さんが来鳥した。東京でも出演交渉が難しい著名人だが、彼らの地方への関心は決して低くない。地道な声がけやアプローチ次第で、出演の可能性は十分にある。
出演者がいつも身内のパーソナリティや役所、地元民ばかりの番組は面白さに欠ける。視聴者やリスナーの視点が抜けている。番組は誰のためにあるのか。来鳥情報は施設の催事予定など公開情報から十分に掴める。
広告収入が重要なのは言うまでもないが、まずは番組内容を充実させることが最優先だ。催事情報からでも有名人を見つけ出し、果敢に交渉する気概を鳥取のメディアには期待したい。
