2026/06/08
立っている者は親でも使え
帰省して鳥取市内を車で走ると、鳥取県立布勢総合運動公園の名称が「ヤマタスポーツパーク」になっていた。いわゆるネーミングライツ=施設命名権による愛称だ。
とりぎん文化会館も、鳥取県立県民文化会館の命名権を鳥取銀行が持つ。地元企業名なら市民の抵抗も少ない。
企業名を入れることで県や市の維持管理費が軽くなる。年間数百万〜数千万円の収入になる。企業は地域貢献をPRできる。
地方自治体は常に財源不足。公共施設の老朽化問題を抱え、統合や廃止の議論が絶えない。今後、莫大な予算が必要だ。少しでも“名前を売って”収入を得られれば財源に貢献する。
ネーミングライツは「場所」ではなく「時間と信頼」を売る権利。鳥取市は箱より人とイベントが強い街。スポーツ大会なら「鳥取マラソン」「とっとりサッカーフェスティバル」「スプリングカップ」などがある。
世界的スポーツメーカー・アシックス創業者、鬼塚喜八郎氏の故郷でもある鳥取市のマラソン大会が「鳥取アシックスマラソン」になれば、全国からランナーが集まるはずだ。
財源確保のためには、使えるものは何でも使う。
