中村ゆきと未来とっとりプロジェクト 代表

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2026/08/14

心理的距離

心理的距離

お盆で県外の友人が帰省し、2日続けて市内で食事をした。帰りはJRの22時48分の終電だった。

半年前まで私は首都圏で暮らしていた。自宅から会社までドアトゥドア約40分。電車は数分おきに来る。乗り遅れても次がすぐ来る安心感があった。

今は気高町勝見の自宅から、浜村駅経由で鳥取駅までJRで約20分だ。車でも約25分。移動時間は半分になった。なのに車を使ってしまう。理由は単純で、JRの本数が1時間に1〜2本しかないからだ。

距離は市内まで約20km。近いとも遠いとも言える微妙な距離だが、「本数が少ない」せいで遠く感じる。これが「心理的距離」だ。

時間距離が半分になれば、心理的距離は縮む。東京からリニアで大阪まで1時間になれば、首都圏の人にとって鳥取は「ちょっとドライブで行ける所」になる。企業も人も来やすくなる。

不便な場所は、デジタルで都市と同等のサービスを受けながら、自然の中で暮らせる場所になれる。人口が少ないこと、静かなことも売りになる。

妻と離れて暮らしていても、毎日オンラインで顔を見れば愛情的距離も縮まるはずだ。距離の定義は、もう物理だけではない。