中村ゆきと未来とっとりプロジェクト 代表

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2026/07/11

市民全員見守り隊

市民全員見守り隊

昭和40年頃、小学校の理科室にあったマツカサウオなど数点の珍しい剥製。ある日、その寄贈者がすべて同一人物であることに気づいた。町議会議員だった祖父に尋ねると、「頼まれて海岸線の見守りをしている地元の方だ」という。

鳥取県は日本海の向こうに北朝鮮を臨む位置にあり、昔から漂着や密航のニュースが絶えず、米子市では実際に拉致事件も起きた。

当時は不審者や漂着物といった「外敵」への警戒が主だったが、昨今の見守り対象は幅広い。子どもや高齢者の安全、道路の陥没、倒木、クマの出没など、生活を脅かす事案が急増している。

しかし、専任の監視員は激減した。だからこそ市民全員が見守り隊になればいい。鳥取市では、行政や警察、民間事業者が連携し、配達業務などの途中に異変があれば通報する「鳥取市見守りネットワーク事業」を行っている。

最近は、ニュース映像が視聴者から提供され、ドライブレコーダーが街を記録する時代だ。

地域の小さな変化に気づくこと、それ自体が「地元愛」に他ならない。と、偉そうなことを並べたが、「妻の髪型の変化にも気づかないお前が言うな」と身内から一蹴されそうである。