中村ゆきと未来とっとりプロジェクト 代表

応援する メニュー

2026/06/07

津波経済

津波経済

首都圏のニュースが鳥取に届くまで、どれくらいかかるだろうか。物流の物理的遅れは数日。だが消費者の需要が火を噴くまで、生産コストが小売価格に転嫁されるまで、1〜数か月の“時差”があると言われる。

経済のグローバル化で世界は一蓮托生になった。どこか1か所でバブルが弾け、市場が暴落すれば、影響は連鎖的に世界へ広がる。国内でも同じ。首都圏から遠い鳥取市は、遅れて大きな波が到達する。

鳥取市は“燃料・輸送コスト”の影響を他県より強く受ける。ナフサ不足→ガソリン値上げ→金利上昇→物価高。この4つが重なると特に痛い。理由は地形と産業構造。

ガソリンと灯油は全国より高止まり。物価は包装・肥料・物流コストで上がる。梨、らっきょう、長芋など農産品は出荷と物流費がかさむ。

金利上昇は住宅ローン、事業者ローンにのしかかる。鳥取市は小規模事業者が多い。借入コスト増は直接経営を圧迫する。

観光と移動も打撃。大阪・東京から距離がある鳥取市は、ガソリン高でハンデが拡大する。

ディスカウントスーパーLAMUで売っている6個入り100円のたこ焼きが値上がりする時、津波は鳥取市に到達する。