中村ゆきとが毎日1本のペースで綴る、
鳥取市政・地域テーマの短編コラム。
2026/10/01
東京で病院理事長を務める同級生から電話があった。「今月に入り、うつ病の患者が増えた」という。都心では8月から9月にかけて、34日連続で雨が降った。観測史上最長を更新した。 京都の大学に入った…
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2026/10/02
今朝、鳥取市内へ向かう山陰道で工事のため下道に降ろされた。秋になると毎年のことだ。 なぜ秋に工事が集中するのか。国の補助金は年度内に使い切らなければならないからだ。3月の年度末に向け「今年度…
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2026/10/03
一昨日、私が司会を務めた「敗れてもまた走れ」出版記念講演会が開催された。SNSで繋がった皆さんと初めて直接お会いでき嬉しかった。さらに嬉しかったのは、白い制服の女子高生が一人で来てくれたことだ。 …
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2026/10/04
鳥取県最西端、弓ヶ浜半島の先端に位置する境港市。県のカタチを犬に例えればしっぽの先、人口約3万人、面積も中国地方の市で最も狭く、県内最小の市だ。日本有数の水揚げを誇る港と、ゲゲゲの鬼太郎のまちとして…
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2026/10/05
今年の松茸は豊作だ。東京から帰省した同級生と、松茸づくしのコースで杯を傾けた。 予約客しか取らない、一本気な大将の店。料理へのこだわりが旨さを増す。客が途切れた隙に、鳥取で商売を続ける難しさ…
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2026/10/06
浜村温泉に越してきて何度も耳にした。「廃屋の旅館を何とかしてほしい」と。旧旅館街のメインストリートに2軒、雑草に覆われ中も見えない。 放置したまま温泉街の復活はあり得ない。住宅地も同じだ。屋…
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2026/10/07
鳥取の夏を過ごしたが、海水浴場という言葉が似合わないほど海の家は姿を消し、浜辺から人の姿も消えていた。 これは首都圏の「若者の海水浴離れ」とは異なる。都会では海水浴がタイパを重視する若者の非…
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2026/10/08
以前、高校の後輩で、ドクターヘリの医師である小林誠人さんから「これから先、東京にいたら助かる命も助かりませんよ」と言われたことがある。 都内では、119番通報から救急車到着までに平均9分、病…
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2026/10/09
外見はどう見ても築10年以内。だが全ての窓はカーテンで閉ざされ、玄関に立つと表札が外された跡。郵便受けはガムテープで塞がれている。そこで初めて、そこが空き家だと気づく。鳥取市郊外には、こうした朽ちて…
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2026/10/10
1年近く、日清のカップヌードルを食べていない。嫌いになったわけではない。好きなのだが、スーパーやコンビニで値札を見るたびに手が引っ込むのだ。 1971年、発売当初の価格は100円だった。それ…
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2026/10/11
人口減少に抗おうと、行政は移住促進に躍起だ。だが安い家賃や補助金を積んでも、仕事がなければ人は来ない。 熊本はその実例だ。台湾TSMCの進出を起点に、関連企業が集積し、アパートは満室、時給は…
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2026/10/12
半年ほど前まで東京のスタートアップ企業で顧問を務めていた。そこで感じたのは、なぜ起業の主役はいつも若者ばかりなのか、という違和感だ。 理由は二つ。一つは投資家の都合だ。彼らは失敗しても立ち直…
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